
将来設計にあたって、さまざまな資産運用の方法を考えている富士リアルティ株式会社、編集部です。
資産運用と一口で言っても、株式、不動産、FX、仮想通貨‥様々な選択肢があります。
今回、6回にわたり当社の海外事業部・吉田に、資産運用についてインタビューをしました。
- (1回目)国内だけにとらわれず、海外不動産投資へ視野を広げよう←今回
- (2回目)リスクを分散し、資産が増える仕組みを作る
- (3回目)カンボジア不動産資産のリスクを知ろう
- (4回目)カンボジア経済は戦後の日本と同じ?
- (5回目)なぜ、カンボジア不動産投資なのか?米ドルでまわるカンボジア経済
- (6回目)カンボジア不動産は今が狙い目?
- (7回目)カンボジア不動産投資の正しい業者選び

前職はホテルマン、湘南エリアの不動産の仲介の営業をしておりました。その経験から私自身『ご縁』を大事にしております。物件との出会い、物件を紹介をする会社、営業マンとの出会いなど不動産さがしは『ご縁』だと思っております
不動産は同じ商品がありませんので良いものと出会った時に良い物件と感じて頂ける事がものすごく大事です。
もちろん物件の良し悪しの感じ方はお客様に様々です。特に『カンボジア』不動産という日本の不動産投資とは異なり不安要素が大きいかと思います。お客様と色々お話する事により投資のイメージが把握出来ます。
丁寧かつ迅速な対応で少しでも不安要素を払拭させていただきます。
お客様の投資の手法に合わせた最適なご提案をさせて頂き、『カンボジア』という異国の地でよいご縁に巡り合えるようお手伝いを致します。
今、おすすめの資産運用
直球で質問しますが、今オススメの資産運用はどれでしょう?
吉田「今個人的には、海外不動産が一押しです。我が社では、もちろん日本の不動産もお取り扱いがあります。しかし、長い目で見ると海外に目を向けておくことが大切です。」
今は株価も上がっているので、株に投資するのはどうでしょう?また、もうすぐオリンピックが開催されることも決まっていますし、国内不動産のほうが理解もしやすいのでは?
吉田今すでに日本の株や不動産に投資しておられる方は、順調に利益が出ておられます。特に首都圏、政令都市エリアに今お持ちのお客様は活況です。しかし、これから投資する方は、別の目線が必要です。
オリンピック、これから投資するのは遅すぎる?
なぜでしょう?オリンピックが日本で開催されることが決まったし、盛り上がりが見込めると思うのですが。
吉田2020年にオリンピックが開催されるので、外国人も積極的に呼び込んでいて、今実際に盛り上がっております。ただ、これから投資するに当たっては遅いと言わざるを得ません。
確かに、2020年はもうそこまで来ていますから、既に価格が上昇しているでしょうね。
実は、よくわかっていないのですが、仮想通貨も気になっています。
吉田仮想通貨やFXは、とても堅実とはいえない印象を持っています。私たちの仕事よりももっとギャンブル要素が強いのではないでしょうか。
国内の不動産は?
友人が、郊外で古いながらも高利回りの物件を購入できたと言っていまして、そうすれば、少額からでもできそうですが
吉田現状では利益が出ると思います。ただ、物件が老朽化したり、立地環境の変化によって、賃料を安くしても利益を出し続けることができるのかという点では、心配です。長期保有した場合をお考えになると、収益がいつかプラスになるのかという疑問は残ります。
今、日本は少子高齢化であり、国内の経済状況を考えると、地価の上がっていく可能性は少ないと言えます。
中長期的な目線で考えると、国内の不動産の優位性は見えにくい状況です。短期的には利益が出たとしても、経費や修繕費などを先に考慮に入れておき、5年先、10年先を常に見据えておかないと、結局マイナスになってしまっては元も子もありません。
もちろん、「国内のあらゆる不動産がダメになる」
という話ではありません。
個別の物件レベルで見れば、中には良い物件もあるでしょう。
しかし、日本全体で考えた場合、「悪化する」方向にあるのは間違いないでしょう。
「優良物件」はこれから激減していきます。
新たに見つけるのはどんどん難しくなっていくでしょう。
特に、2020年以降、不動産バブルは弾けるだろうと予想している専門家は少なくありません。」
少子高齢化の日本
なんだか日本のこれからを考えると悲しくなってきました。
吉田少子高齢化はさまざまな分野でリスクを抱えています。不動産という観点でも同じです。実は、円についても同じように考えられるのです。
円は強いですよね。どこかの国で問題が起こったら、安心の通貨である円が買われるので、大丈夫じゃないんですか?
吉田そういう考えの方は多くいらっしゃいます。今までは、そのような認識で問題が無かったと思います。しかし、これからも円が強い通貨であり続けるというのは、言い切れなくなっております。
円とドル
なぜでしょうか?
吉田少し歴史を振り返りますと、私が生まれた1971年当時、1米ドル=360円でした。その後、どんどん人口が増えていったことはご存知の通りです。それに従って、円を使う人も増え、相対的に円の価値も上昇していきました。
人口と通貨の価値が関係あるのですね。
吉田そうです。日本の総人口は減り続けております。そうすると、自然的に円を使う人が減ります。そうすると、通貨としての存在感は薄くなるでしょう。過去を考えるとその法則も十分考えられます。
移民をどんどん受け入れ、人口が増えればどうでしょうか。
吉田その議論もありますが、本格的に受け入れる議論はまだまだ進んでいないようです。治安悪化につながるという問題もありますし、現状積極的に受け入れるという方向には向かっていないようです。
分散投資
日本はなくなってしまうんでしょうか。
吉田それはさすがにオーバーですね、もちろん日本は存在し、円も使われ続けるでしょう。しかし、話を戻しますと、資産運用という観点からは、円だけで資産を形成するのは、将来的にリスクにつながる可能性があるというのが現状ではないでしょうか。
今の日本の経済状況、少子高齢化の続く未来を考えると、確かに国内の株や不動産、円だけでの資産形成は、あまり利益の見込めない投資ではないかと、私も思うようになりました。
短期決戦で、オリンピックまでの上昇気流に乗り、国内不動産で勝負しようかと思っていたのですが、少し考え直すことにします。
円だけで資産を持っているよりは、資産を分けて運用をしたほうがいいのでしょうか。
具体的にはどのように資産を分散したり、実際に増やしていく運用方法を、次回のインタビューで聞いていきましょう。
- (1回目)国内だけにとらわれず、海外不動産投資へ視野を広げよう←今回
- (2回目)リスクを分散し、資産が増える仕組みを作る
- (3回目)カンボジア不動産資産のリスクを知ろう
- (4回目)カンボジア経済は戦後の日本と同じ?
- (5回目)なぜ、カンボジア不動産投資なのか?米ドルでまわるカンボジア経済
- (6回目)カンボジア不動産は今が狙い目?
- (7回目)カンボジア不動産投資の正しい業者選び