資産運用を聞くシリーズ第2回目です。限りある資産をよりプラスに運用できるように、さまざまな可能性を検討している編集部です。
前回のお話で、オリンピックを間近に控え、明るい話もありつつ、少子高齢化で危なくなっている年金制度や、円の力が人口の減少によって自ずと弱くなっていくのではないかというお話をしました。
円だけで資産を形成していくよりも、資産を分散しておいたほうがリスクは少ないのかもしれないと考えるようになりました。今回は、円以外での資産の運用について、当社の海外事業部・松本部長にインタビューをしました。
- (1回目)国内だけにとらわれず、海外不動産投資へ視野を広げよう
- (2回目)リスクを分散し、資産が増える仕組みを作る←今回
- (3回目)カンボジア不動産資産のリスクを知ろう
- (4回目)カンボジア経済は戦後の日本と同じ?
- (5回目)なぜ、カンボジア不動産投資なのか?米ドルでまわるカンボジア経済
- (6回目)カンボジア不動産は今が狙い目?
- (7回目)カンボジア不動産投資の正しい業者選び
年間20回以上の投資セミナーを開催する傍ら、年間20回以上の各種投資セミナーに自らも参加し、不動産を中心に広く投資の情報を収集し、顧客へのフィードバックを行っている。
年に数回、カンボジアに数週間滞在し、現地スタッフの教育、市場動向調査、新規プロジェクトの視察などを行う。不動産歴15年。
外貨保有 米ドル
資産を分散するというお話ですが、つまり外貨を保有することが良いのでしょうか?
松本それも1つの方法だと思います。日本にいながら、米ドルなどの外貨を保有するわけです。
でも、外貨を持っていてもタイミングによって価格変動がありますよね。
松本もちろんそうです。為替リスクは必ず伴います。
うまく見極めないと難しいですね‥。
保有する、外貨を海外で生み出すような仕組み
松本買わずに、保有する、外貨を海外で生み出すような仕組みがあれば、理想的ではないでしょうか。
日本の会社の海外事業部を作ったり、会社を海外で立ち上げれば、現地で稼いでもらうことができますね。
松本そういう方もいらっしゃいますね。なかなか容易ではないのは理解できると思いますが。
海外で事業がうまくいったとして、外貨には持ち出し規制もあったり、結局日本円に戻せば為替レートによってまた損をする可能性がありますよね。海外にしばらく外貨のまま保有しておいて、誰かに運用してもらえばベストですね。
海外不動産投資
松本そこで、私たちの会社の出番なのです。海外に不動産を保有して、外貨を生み出す仕組みをお任せいただくという仕事をしております。
海外に家を持つということですか?
海外の不動産から家賃収入
松本海外に家を持つというと、理解しづらいように思われる方もいらっしゃいますが、日本でご自分の土地に、賃貸住宅を建て、家賃収入で暮らしておられる方を想像していただくと、わかりやすいと思います。
それを海外で行うと、日本にいながら、海外での外貨の運用をしているのと、同じことになります。
そうして、賃貸収入を得ながら、利益の出た分を日本で使う方法もあります。」
海外で得たお金を日本で引き出す
ゆうちょ銀行や、セブン銀行、コンビニのATMで、外貨を円で引き出せますよね。
松本そうですね、今は生活の選択肢に、円だけでなく外貨を利用することもできるようになりました。ただ、円にして引き出す場合は為替レートに支配されます。
実は、クレジットカードや、VISAのデビットカードで買い物をして、カードの引き落としを海外の口座にすれば、日本円に換えずに外貨を使うことができます。
なるほど。日本にいても、円だけで生活するのではなく、適宜、外貨を利用して生活するのも、効果的な資産運用につながりますね。
松本特に、将来、相続を見据えて資産運用を考えておられる方は、円だけでなく海外に資産をもち、トータルに資産運用、活用の仕組みを考えることが重要だと思います。
もちろん、海外に資産を持つことで、生じるリスクも忘れてはいけません。
海外に不動産が安く手にはいると飛びつく前に、しっかりとリスクを知っておく必要があります。
リスクを踏まえた上で投資しないと、それ自体がリスクになります。仮想通貨バブルのときにも思いましたが、よくわからないまま投資するほど危険なことはありません。
海外の不動産を「保有する」だけでは不十分なのです。なぜでしょうか。そのへんは次回をお楽しみに
今回は、いいところで区切られてしまいました。海外に資産を持ちそれを運用するとは、私にとって話が大きくなってしまい、リスクが心配になってきました。
しかし、外貨を、こんなカジュアルに利用できる時代になったのだなと感じました。
コンビニでも24時間、簡単にATMが使えるようになっていますし、円だけでなく、外貨を含めた資産運用の時代が来ているのを、よく理解することができました。
次回は海外に資産を持つことや、外貨で稼ぎ出す詳しい仕組みを伺っていきたいと思います。
- (1回目)国内だけにとらわれず、海外不動産投資へ視野を広げよう
- (2回目)リスクを分散し、資産が増える仕組みを作る←今回
- (3回目)カンボジア不動産資産のリスクを知ろう
- (4回目)カンボジア経済は戦後の日本と同じ?
- (5回目)なぜ、カンボジア不動産投資なのか?米ドルでまわるカンボジア経済
- (6回目)カンボジア不動産は今が狙い目?
- (7回目)カンボジア不動産投資の正しい業者選び