2021年6月11日付けの「クメールタイムズ紙」によると、カンボジアのローカル銀行「Hattha Bank」は、資本金を2,500万ドルに増資すると発表がありました。この増資の主な目的は、サービスの拡大が必要とされる中小企業への貸付を強化するためのものだということです。
同行は、コロナウイルス感染症の影響により、多くのクライアントが借入を必要とするであろうと予想しており、貸し付け資金の準備が必要であると考えています。
また、2021年6月10日付の同紙記事によると、カンボジアでも最も歴史が古く、最大手商業銀行の一つである「Canadia Bank Plc」は、アジア諸国の金融関係者から「バランスシートの強さで最強の銀行」「カンボジアで最高のリテール銀行」として評価されたと発表がありました。
■当社カンボジア人スタッフ談
上記の二つの明るい記事より、コロナ鍋の影響で会社経営が苦しくなってきた中小企業及び大企業への運転資金や事業拡大などの融資を支援する銀行の動きがあり、カンボジアの経済復帰に繋がっていく傾向があると思われます。そして、カンボジア国内での2回目のワクチン接種は今行っており、数か月後に国内の状況が良くなるでしょう。