とホテル内あるカナディアバンクの(Canadia Bank)ATMから引き出した偽100ドル紙幣です。偽といっても「COPY」と明記されている、おもちゃのお金です。
カナディアバンク以外にも、カンボジア国内の銀行のATMで確認されています。

現在、カンボジア国内でも深刻な問題になっているのが、ATMから偽札が出てくることです。すべての紙幣が偽札という事ではなく、時々、偽札がまじっている事があります。

カンボジアではお正月や地鎮祭等でお金を燃やす風習があるので、そのための、おもちゃのお金がどこでも買えるようになっています。

皆さんも、ATMで引き出した際には、その場で偽札かどうかきちんと確認してください。

もし偽札が見つかった場合は、その場を動かず、ATM内の監視カメラに対してお金を見せてください。

ある程度の枚数を引き出すときは、営業時間内に銀行で引き出すと偽札の心配がないので、オススメです。

偽札と後で気付いた時

とはいえ、初めてカンボジアにいらっしゃる方は、まさかATMに偽札が紛れているとは思いもしませんよね?もし、後でATMで偽札だと気付いた時の対処法を紹介します。

ただし、ここで書かれている方法で対処しても、お金が返ってこない可能性もありますので、予めご了承ください。

偽札とパスポートをもって、銀行の本社に行きます。もし、あればATMでお金を引き下ろしたときのレシートも持っていってください。

今回は、カナディアバンクのATMを利用したので、カナディアバンクの本社に行っていきました。カナディアバンクの営業時間は、8:00から15時30です。
営業時間外は対応して頂けません。

カナディアバンクに到着したら、スタッフに事情を説明してください。ATMを使った時間や、偽札だと気付いたときに経緯を口頭で説明し、カナディアバンク側が用意した書類にも、同様の内容を記載する必要があります。

私が聞かれた内容は、

「どこのATMで、何時にお金をおろしたのか?」
「どのタイミングで偽札だと気づいたのか?」
「偽札だと気付いたあとに、どこかのお店に行ったか?」
「あなた以外の人が偽札に触れたか?」
「もし、あなた以外の人が偽札を触れた場合は、その方はあなたの側からいなくなったか?」

上記のやりとりはすべて英語ですが、カンボジアの銀行には、日本語デスクがある場合がありますので、語学が不安な方は、日本語デスクを紹介して頂くのが良いでしょう。

このあと、銀行側でATMのカメラを確認し、偽札だと分かれば、お金が返金されます。残念ながら、もしお札が裏になっていたり、お札の番号が確認できない場合は、返金がされないそうです。

クレジットカードのキャッシングをしていた場合は、クレジットカードの会社にお金が返金されます。