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カンボジアとは

カンボジアはメコン地域の中心に位置し、南にはタイランド湾、西はタイ、北はラオス、東はベトナムと国境を接し、国際空港はプノンペン空港・シェムリアップ空港の二カ所に所在しており、東京成田から乗り継ぎで約9時間(プノンペン空港へトランジット含む)の距離に位置しています。
ASEAN地図
2015年末には「政治・安全保証共同体」、経済共同体」、「社会・文化共同体」の三本柱から成る、ASEAN経済共同体(AEC)が発足することにより、欧州連合(EU)、北米自由貿易協定(NAFTA)を上回る、世界最大規模の巨大マーケット(人口およそ6億人規模)が誕生します。AEC発足により、ASEAN域内の関税の撤廃ヒト・モノ・カネの自由化が活発化し、更なる経済成長、開発格差の縮小がみこまれることで、観光客の増加や資金移動の活発化が進み、カンボジアに大きなメリットをもたらすことが予想されております。これらの影響により、人口流出も見込まれ、海外進出をしてくる企業に合わせ現地法人の駐在員、現地の労働者の住居やオフィス、生活支援施設などの充実した不動産分野の活発化も期待されます。
現在、カンボジアは国連開発計画委員会(CDP)によって「後発開発途上国(LDC)」に位置づけされており、未だ経済規模が小さい中繊維工業等から徐々に成長しつつ、今後の可能性に注目し進出してきた外資企業や日系企業もだいぶ目立ってきました。

シェムリアップ

また観光面では、トリップアドバイザーより「世界遺産アンコールワット」が人気のランドマークとしてNo.1にランクイン(2015年現在)

カンボジア2015   日本2015
1975年、ポル・ポト政権の誕生により、教師、医者、資本家、公務員、芸術家、宗教関係者など約100万人の良識ある国民のほとんどが大虐殺され、その名残で今ではカンボジアの国民全体の平均年齢は23歳と若年層率が多く、まさに日本の人口ピラミットとは正反対なところから、これからの発展に期待されており日系企業の進出が目立っています。

カンボジアの気候

カンボジアは熱帯モンスーン気候に属しており、乾季(11月上旬〜5月中旬)、雨期(5月下旬〜10下旬)のふたつに季節に分けられています。乾季の前半(11月上旬〜1月下旬)は、雨も少ないので比較的過ごしやすい季節となり、旅行のベストシーズンともいえる季節です。また年間を通して、高温多湿なのでほとんど冬がないともいえます。
Cambodia-Climate

プノンペン市の紹介

外国企業を誘致する為に設けられたカンボジアの首都であるプノンペン市は経済特区としても知られており、非常に将来性のある地域です。
2014年には、あの有名なイオンモールもオープンし、品揃えも日本並みで約200店舗のテナントが入っております。

プノンペン市街地 プノンペン市街地1

カンボジア概要

正式国名 カンボジア王国(Kingdom of Cambodia)
首都 プノンペン市(Phnom Penh)
人口 約1,570万人(2015年現在)
国土面積 18万1000㎢ (日本の約半分)
民族 クメール族(90%)
宗教 仏教(95%)、イスラム教(3%)、キリスト教(2%)
言語 クメール語、英語
通貨 リエル(KHR)、1US$=4099KHR、100JPY=3315KHR(2015年6月27日現在)※1US$が流通しており、1US$以下の通貨はリエルとなる
時差 日本よりマイナス2時間(サマータイム無し)
政体 立憲君主制
在留邦人 2,270人(2014年現在外務省より)
日系(拠点)企業数 182、うち本邦企業25、現地法人企業152、区分不明5(2014年現在外務省より)
主要産業 農業、縫製業、建設業、観光業(2013年現在外務省より)